観劇 宝塚歌劇団3

さて、舞台ですが、幻想歌舞録:
『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』

架空の話だそうですが
紀元前800年、周の国が勢力を広げようとしていた頃、
眩耀の谷と呼ばれる聖地を探すという設定から始まります。

ヒーローの名前は丹礼真(タンレイシン)。
星組の新しいトップスター礼 真琴さんにちなんだ配役名なんですね。
(僕は幕間に初めて知りましたが(^_^;))
お相手のトップ娘役(と呼ぶのも初めて知りました)は、
舞空 瞳さんで、こちらの配役名は瞳花(とうか)。

周が武力で周辺の部族を制圧していうことに疑問を持ち始めていた
丹礼真はある力に導かれて別世界にたどり着く。
そこは周政権が血眼になって探していた眩耀(げんよう)の谷でした。

最初、設定が分かるのにちょっとだけ時間がかかりましたが、
途中からどんどん引き込まれていきました。
ラストもすごく良かった!

前半の劇が終わってしばし休憩。
そのまま席でお弁当を食べる人もいれば、
スタンディングバーを利用する人も。

(↑これは劇が始まる前に撮影したもの)

後半はスターたちによるショー。

こちらは僕が思っていた・・・というか、
テレビなどで見たことのある、”That’s タカラヅカ!”。

素敵なコスチュームで、時に渋く、時にきらびやかに
舞台の端から端まで使って踊り回ります。
舞台の前にはオーケストラボックスがあるのですが、
勢い余って落ちかねない様に思えるのですが、
誰も下を気にしたりして踊っていません。
まあ、それがプロだと言えばそれまでなんですが、
さすがです!

最後のクライマックスでは、
大階段からスターたちが降りてきます。
背中に大きな白い羽をつけたコスチューム。
あのコスチュームだけでもすごく重いそうですが、
重さを感じさせないステップで踊ります。

男女役のスターが大階段を降りてきてきました。
僕は初めて観たこともあり、トップスターの顔をしっかり
知らなかったこともあって、
最後から2番目に出てきた人が礼 真琴さんだと思ってました。

確かに最後を飾るのが娘役スターというのも妙だな、
と一瞬思ったのですが、これでラストと思ってました。
そしたら、最後の最後に、
さらにきらびやかな羽をつけたコスチュームを纏って、
礼 真琴さんが大階段を降りてこられました。
そして、今度こそ正真正銘のフィナーレ。

あとで、嫁さんが、
僕がきっとラストを勘違いしてるだろうな
と思ったと笑ってました。