3年くらい前だったと思います。
ちょっと気になることがありました。
毎日のように郵便物が届きます。
近隣の医療機関から送られてくる紹介状のお返事だとか、
いろんな企業からDMなども封筒で届きます。
愛用のペーパーナイフで封を切り、中身を確認。
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このペーパーナイフについては
ちょうど、9年前にブログで記事にしていました。
ということは、このペーパーナイフ34年も使っているんだ!
それはそれでビックリ。
今回はペーパーナイフの話ではなく、封筒の話。
中身を確認したら、それまでは何も考えずにゴミ箱に捨てていましたが、
ふと、「これってもったいないよね」と思いました。
一度そう感じてしまうと、
封筒をゴミ箱に入れるたびに頭の片隅に
「もったいない」が浮かんできます。
そのうちに封筒を取っておくようになりました。
こんな感じですね。
A4サイズの封筒であれば、
昔「超整理法」という本が流行ったように、
何らかの紙の資料を入れておいて、
時間順に並べて整理に使うのも一つかもしれません。
僕は結局忘れやすいので時間順は使えないなと思い、
そのうちにスキャナーも登場してA4封筒を使うこともなくなりました。
使った封筒ですので、表には住所氏名が書かれていますが、
多くは裏面は何も書かれていません。
裏面だけを切り取って、のりしろを切除。
周囲をトリミングしたら・・・
結構テンション上がってきました。
これは何かに使えるかも♪
小さな封筒も同様に裏面だけにして、
中央で重ねてのりしろにしているものもあるので、
これを除去したら細長い短冊の出来上がり♬
何に使おうかなぁ~🎵
・・・と、使い道を考えましたが、
短冊は付箋とかメモ帳くらいしか思いつきません。
それにある程度たまってくると、
何となく今度は愛着が出てきて
使うのが惜しくなってきました。
まあ、そうは言いながらも
結局メモ書きの時に多少使ってはいますが、
そうそう使わないので短冊はたまる一方。
この短冊の山を見ながら思いました。
お札だったらいいのになぁ~
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近年電子メールやLineやメッセンジャーなど
コミュニケーションツールが発達していて
手紙や封筒を使う機会は昔よりは減ったと思われます。
僕のメールボックスにも毎日うんざりするほどメールが届きます。
それを考えると、
昔よりは封筒が使われる量が減ったのかもしれません。
それでも封筒って、
当院だけでも1ケ月でもかなりたまります。
日本中で使われている数は今でもものすごい量でしょうね。
それらが、1回郵送で使われてあとはゴミになっていく。
ものすごくもったいない気がします。
そんなことを考えていたら、
最近こんな記事が出ていました。
”デンマーク、年内で手紙の配達を廃止へ 400年の歴史に幕 デジタル化で採算合わず”
郵便をやめちゃうなんて、
これはこれですごいなと思います。
今後は日本でもそうなっていくのでしょうか?
実際、宅配業者が郵便配達に近い配達もするようになって
郵便が減ったせいか、
郵送料が値上がりしています。
近いうちに日本でも郵便が廃止される日が来るのでしょうか?
小学生のころ切手の収集をちょこっとの間していたことがあります。
1円切手と言えばこれ:
「日本近代郵便の父」と呼ばれる前島密の肖像です。
ちなみに、今日4月27日は前島密の命日なんだそうです。
日本の郵便制度がなくなる日が来たら、
前島密はどんな思いでいるのでしょうね。