6/17 睡眠・認知症予防シンポジウム1

ちょっと日がたってしまいましたが、
先月6/17に中部大学名古屋キャンパスで開催された、
”睡眠・認知症予防シンポジウム5”に出席してきました.

この時の僕のアンテナに触れた話を書き留めておきます。
いつものごとく、僕の備忘録でもあります。
内容の正確性の保証はありません。
ご興味の方は確認を。

第一講演:「眠りでひらく健康のとびら-睡眠と認知症予防-」
中部大学、宮崎総一郎先生

睡眠が足りているか?眠れているか?・・・判断の基準:
・朝起きたとき疲れていないか?
・昼の活動に差し支えがないか?

>睡眠のサイクルは90分
あくまでこれは平均。実際は人それぞれ。

中途覚醒(夜中によく目が覚める)が苦痛な人へのアドバイス
もともと、グッスリ眠るのはヒトくらいのもの。
元々、危険が迫っていないかどうかを確認するために
多くの動物は夜中に時々起きて安全かどうかを確認している。
目が覚めてもすぐに眠れれば問題ない

>昼寝と認知症
・昼間30分以内の昼寝を週に3回以上している人は、
⇒認知症になるリスクは1/6
・昼寝から目が覚めたとき、頭痛がする場合は寝過ぎ

>脳は睡眠で創られる
・△の図形が描けるようになるのは5歳以上

>睡眠・・・早起きがポイント
・起床後平均15時間後に眠くなるようになっている

>脳と記憶
・睡眠は運動記憶を向上させる
・運動記憶は睡眠で生理され定着する
・一般的な記憶も睡眠で整理され定着する

就寝までの時間
一般的には16分
・それより早いのは異常
⇒ナルコレプシー、睡眠不足症候群

>睡眠は脳のメインテナンス
・睡眠不足だと脳内にアミロイドβタンパク(A-β)が増加
・一晩徹夜でもA-βは蓄積
・脳は1日7g入れ替わっている(=月に210g)
・脳の清掃システム=グリンパ
⇒ゴミ回収者は昼間の渋滞を避け夜間に行われる
・Youtube:グリンパの動画

>不眠と記憶
・不眠で海馬が縮小
・睡眠不足を感じる人ほど認知症になる率↑

>体内時計のリセット
・光(太陽光)・・・朝起きたら外に出る・雨の日は窓際にたつだけでもよい
・食事
・社会的活動
・運動