Let’s Study 栄養学1 Vitamin D vol.1

先日もこのブログで、
「かぜが治りにくい人、治ってもすぐまたかかる人が多い」という話をしました。
そして、その原因の一つに、
現代の栄養失調があるのではないかという話をしました。
現代の食品は栄養素が低いのか?1

そこで気になるのは、栄養学の知識です。
栄養学については、知っているような知らないような・・・
昔学生時代に習ったような気はしますし、
おぼろげには覚えていますが、結構忘れています。
それに、最近どんどんと新しい知見が増えているものもあります。

ちょっとおさらいというか、キャッチアップをしてみたいと思います。

ということで、まずはビタミンDについて。
なぜビタミンDなのか?
それは後半でお話をしたいと思います。

まずは、基礎的なことから。参考にしたのは、
『栄養科学イラストレイテッド 基礎栄養学 第4版』 羊土社


まずは、ビタミンとは?(p.126):
”体内の代謝反応や生理機能を正常に進行させるために必要な微量栄養素
ビタミンは体内で合成されないか、または合成されても必要量を満たないため、
食物から摂取しなければならない”

ビタミンの分類:
その溶解性から脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに大別される

脂溶性ビタミン:ビタミンA・D・E・K
水溶性ビタミン:ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)とビタミンC

このあたりまではまだついていってます。

ビタミンDについて:
主要なビタミンDは、キノコ類由来のビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と、
動物由来のビタミンD3(コレカルシフェロール)がある

ビタミンDはプロビタミンDと呼ばれる前駆物質に
紫外線があたることで作られる
きのこ類では、
プロビタミンD2(エルゴステロール)⇒紫外線⇒ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)
それに対し、動物では、
プロビタミンD3(7-デヒドロコレステロール)⇒紫外線⇒ビタミンD3(コレカルシフェロール)
という変化が動物の皮膚で行われている

ビタミンD3はヒトでも皮膚で紫外線の作用で合成されるが
日照をうける機会が少ないと必要量が増加する

こうして体内に取り込まれたり、合成されたりしてできたビタミンDですが、
そのままではまだ体内で活躍できません。
ビタミンDが生理作用を発揮するには、
活性型ビタミンDに変化する必要があります。

ビタミンD3は肝臓で25位ヒドロキシ化、さらに腎臓で1αヒドロキシ化されることで、
ようやく活性型ビタミンD3(1α,25ージヒドロキシビタミンD3)になり、
体内で有効に作用することになる

ということで、実際のビタミンDの生理作用ですが、続きは次回。