高野山参詣3

高野山の建物を一通り眺めたあとは、本通りを少し歩いてみました。

着いたときにも感じましたが、思ったより街だなぁという感じ。
まあ、観光名所でもありますので、
お土産屋さんなんかがあるのは当然として、
普通の時計屋さんなども並んでいます。

また、なんとなく薬屋さんが多い。
陀羅尼助
弘法大師様は薬の知識も深かったからでしょうか。

夕暮れになってふらふらと歩きながら
自分たちが泊まる宿坊に向けて歩いてる時でした。
「ゴ~~ン!!」という鐘の音。
結構大きな音で、一瞬びっくりしてしまいました。
六時の鐘

六時の鐘と呼ばれます。
>伽藍の入り口の高い石垣にある鐘楼は、福島正則公が父母の追福菩提を祈って、元和4年(1618年)に建立されました。福島候といえば、豊臣秀吉と柴田勝家(かついえ)との戦いで、賤ヶ岳七本槍(しずがたけしちほんやり)といわれた、豊臣家きっての勇将でした。寛永7年(1640年)に、正則の子である正利によって再鋳されましたが、その鐘銘がかなまじり文であることで有名です。現在でも午前6時より午後10時まで、偶数時に時刻を知らせています。

生録音を趣味とする僕は、あわててボイスレコーダーを取り出しスイッチオン!
鐘と鐘の間が結構あるので間延びしてしまうので、
1回分だけをYoutubeでアップしておきます。
六時の鐘
鳴り終わったあとに釣り鐘がゆさゆさ揺れるのまで聞こえてきます。

鐘が鳴り終わる頃には周囲はすっかり日が暮れてしまいました。
もう一度壇上伽藍に行ってみました。
根本大塔がライトアップされきれいでした。
根本大塔ライトアップ

さて、散策の後は食事です。
宿坊ですから、質素な料理で修行僧が食べるような
質素な食事を想像していました。
ところが出てきた食事は料亭のような食事。
嫁さんが料理がおいしそうなところを探して予約してくれたのでした。

もちろん精進料理ですがどれも美味しい!
総持院夕食
こんな観光みたいな旅でいいんでしょうか・・・
って、実際観光なんですけど(笑)

さて、食事が済んだらお風呂。
これもきれいな浴場でした。

食事、入浴が終われば、あとは寝るだけ。
21時には布団に入りましたが、
ふだん早くても0時回って寝るような生活をしていると中々眠れません。
一瞬ウトウトしたのですが23時前に目が覚めてしまいました。

ボーとしていたら鐘の音が聞こえてきました。
再びあわててボイスレコーダーを取り出し録音です。
宿坊から
深夜の鐘の音

静寂に染み入る鐘の音を聞いているうちに
再び眠りについたのでした。