低音障害型急性感音難聴3

この低音障害型急性感音難聴における生活習慣の改善には
どういったことに気をつけたらいいでしょうか?

それは、メニエール病についての注意点と同じです。
以前、メニエール病に対する生活指導等に関する
高橋正紘先生の本を紹介しました。
本:薬も手術もいらない めまい・メニエール病治療
本:薬も手術もいらない めまい・メニエール病治療2

また昨年は、高橋先生のお話を直に聞くこともできました。
めまい平衡医学会@湯田温泉2

これはメニエール病についてのお話ですが、
低音障害型急性感音難聴は
メニエール病の初期と考えるべきで、
このメニエール病の生活指導が、
そっくりそのまま低音障害型急性感音難聴の
生活指導となると思います。


つまり、
1日1時間、10000歩程度の歩行の様な有酸素運動。
適度な手抜き。
我慢を減らす。頑張りすぎない。
趣味・気晴らしを持つ。

また、他にも、
適度に水分をこまめにとること、
睡眠をしっかりとること(6時間は死守、できれば7時間)、
これらも合わせてやっていくことが大切です。

メニエール病よりは低音障害型急性感音難聴の方が、
比較的治りやすいように思いますが、
治りやすいからと甘く見ていると、
徐々に治りにくくなりますのでご注意を。