2018.9.15 上咽頭炎研究会2

昨日の続き

講義2 「慢性上咽頭炎のマイコプラズマ仮説」
講師 茂木立耳鼻咽喉科 茂木立 孝先生

上咽頭炎で生じる症状のパターン
・急性副鼻腔炎
・感冒語の咳喘息様咳嗽
・遷延する微熱、倦怠感・・・後鼻漏があっても気がつかない人も多い
・耳管狭窄症
・自律神経系のめまい

症状の生じるメカニズム
・上咽頭のうっ滞
・静脈環流の低下
・Rely現象
・自律神経のバランスの崩れ
・上咽頭のお血

マイコプラズマ起因説(仮説)
マイコプラズマによって引き起こされる疾患
気管支炎 第1位
肺炎 第3位
多形滲出性紅斑
川崎病も?
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(IgA血管炎)
髄膜炎・脳炎
など

マイコプラズマ感染症
M.Peumoniae
M. fermentans・・・STD
Bechet、リウマチ、線維筋痛症、ALSなどもこれが原因?

検査・・・疑陽性が多すぎる

EATで治らないもの
・腸環境が悪い・・・乳酸菌↓、ビフィズス菌↓
・副腎疲労