本:つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい

『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』 堀田 修, あさ出版

・鼻水がのどに下がる感じがするが、CTを撮っても異常なしと言われた
・のどに痰がへばりつく感じがとれない

こうした患者さんは毎日の様にいらっしゃいます。
こうした患者さんに対して、
5年ほど前より、知り合いの先生に教えていただいて、
B-Spot療法(現在は”上咽頭擦過療法”と呼ばれています)を
行っています。

そのあたりのことは、当院ブログ:
塩化亜鉛療法(上咽頭擦過療法)
に詳しく書いています。

今まで、この治療について詳しく書かれた本はあまりなく、
『BーSpotの発見』という本が代表的な本ですが、
今は絶版となっています。

今回、宮城・東京・愛知でWS000001
IgA腎症を専門にされている堀田先生が、
慢性上咽頭炎と、
その治療法である上咽頭擦過療法について、
詳しく書いて下さいました。

先の『B-Spotの発見』では、
とにかく色々な病気に効くと
書かれているばかりだったので、
猜疑的にみる医師が多かったため、
結局世の中に浸透しませんでした。

今回、堀田先生は、慢性上咽頭炎の生じるメカニズムや、
色々なつらい症状が、なぜ上咽頭炎から生じるのか、
そして上咽頭擦過療法がなぜ効くのか、
そうしたことを詳しく書いていらっしゃいます。

また、この本では、上咽頭擦過療法だけでなく、
鼻うがいや上咽頭洗浄、
首の後ろを温める方法、
口テープや舌の上あごに押しつけによる口呼吸のやめ方、
寝る前の歯の手入れなど、
慢性上咽頭炎に対するセルフケアについても書かれています。

効果の方はと言いますと、患者さんによります。
4,5回施行するだけで改善される方もいらっしゃいますが、
中々効果を実感していただけない方もいらっしゃいます。
この本にも書いてありましたが、
後鼻漏の方は時間がかかる様です。

実は、今回この本が上梓されるにあたって、
上咽頭擦過療法を施行されている医療機関の名前が、
巻末に上げられることになり、
当院も載せていただいています。

ということで、最後はちょっと宣伝でした