僕が医師になるまで38

このシリーズもそろそろ終盤を迎えました。

さて、卒業式が終わるとすぐさま医師国家試験です。
泣いても笑っても
・・・というか泣いてはいられないのですが、
これを通らないことには医師としは働くことができません。

滋賀医科大学の耳鼻咽喉科で
研修をすることが決まってはいましたが、
あくまで国家試験に通ったらという条件付きです。

高知医大は1期生が卒業生全員合格という
快挙をなしとげたこともあって、当時教授連も、
国試の合格率にはかなり力を入れていました。
おかげで、国家試験の対策はまずまず進んでいました。

だから、国試合格に対して、
特別自信があったわけではありませんでしたが、
まあ、みんなと同じように勉強していたら、
なんとか合格できるんじゃないかな、
そんな風に思いながら勉強をしていました。

ただ、そうは言っても、試験は水物。
何が起こるかわかりません。
全くノーマークの問題がでてきたりしたら、
気が動転してしまって、わかる問題まで
自信がなくなってしまうかもしれません。

以前読んだ本に、
『80対20の法則』というのがありましたが、
そこには、「結果の80%は原因の20%から生じる」
という経験則が書いてあります。WS000003

これを試験に当てjはめるなら、
試験範囲の80%はよく出る20%の部分を
集中的にやればいいということになるのだと思います。

しかし、こと、医療に関しては、
頻度の多い病気について重点的に勉強するのも
もちろん大切ではありますが、
まれな病気についても
全く知らなかったというわけにも行きません。
ですから、ある程度は広くまんべんなく
勉強しておくことも大切になります。

次回はちょっとだけ
当時の国家試験の勉強について
今でも覚えていることを書いてみようと思います。