松葉杖生活その後

アキレス腱が断裂して、ギブスと松葉杖生活を余儀なくされた
と、先日書きました。
しかし、ギブスは精神的にいけません。
「足が痒くなっても掻けない」
そう思うだけで、もう、気が変になりそうです。

そんなわけで、ちょうどヒノキ花粉症が爆発する前、
患者さんが少なくて途切れた日があったので、
速攻で補装具の型どりをして、
早々とギブスを外してもらいました。
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ギブスからバージョンアップした足はサイボーグの様です。
取り外しが可能になったので、
あまりに痒ければ外して掻くこともできるようになりました。
やれやれ。

それでも、
まだまだ寝る時にも装着しておいて下さいと言われます。
これはこれで、中々気になります。
ただでさえ、夜間に目が覚めたら寝られなくなるたちなのに、
夜中にいったん気になりだしたら大変です。
(そういいながら、結局最後は寝ちゃうのですが)
まあ、それでもギブスよりは何倍もましなんですけどね。

それにしても、補装具というのもの、良く出来ていますね。
足首が過度に背屈(つま先が上がる)しない様に、
かかと部分が高くなっていて、
ちょうどギャルの厚底くつの様です。

この足底は何層にもなっていて、
アキレス腱がくっついてきたら、一枚ずつ抜いていって、
下腿と足の甲がだんだん90度になるようにしていくのです。

また、屋内でも屋外でも使えるように、
ソールがマジックテープで、屋内用と屋外用に
付け替えられるようになっているんですね。

そして、松葉杖も両側装備だったのが、
片方だけになりました。
片手が使えるようになりそれはそれでありがたいことですが、
左右の足の長さが厚底の分だけ違うので、
身体の軸が短い足の方(←ここ両脚というツッコミなしね(笑))
に常時傾くことになり、何となく歪むのでしょうね、
腰が痛くなってきます。

まあ、それでも両手に松葉杖の時ほど
重症感がないので助かります。
それでも、知り合いに出会う度に、
「どしたん!」「何しててやったの?」「痛いの?」
等々、質問されます。

その度に、
「いや~、超久しぶりに卓球したら、やっちゃいまして・・・」
なんて答えています。

この状態、まだまだ2,3ヶ月は続く様です。
やれやれ。

そうそう!
松葉杖生活になり、ゴロゴロしていて体重が増えるか?
普段使わない筋肉を使うので痩せるか?
すごく気になっていたのですが、
結局のところ、現在のところ体重はほとんど変わりありませんでした。
まあ、そんなところでしょうね。