こころについて学ぶ2

昨日からの続きです。

実用心理学1day講座。
3時間目は仏教と心。
ここでサプライズゲスト、
『断捨離』で有名なやましたひでこ氏が登場。

仏教の四法印
(諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、一切皆苦)をひもとき、
時間・空間・人間の3つの「間」を見直すことが
「断捨離」なんですよ!と。
その結果、ごきげんな人生がすごせるのだと。

つまり、モノを時間的・空間的・対自分的に考え抜いて、
必要なモノだけに厳選して暮らすことで、心が安定するのだと。

そうか、断捨離はただ捨てることじゃないんですね。
今や、断捨離としてカリスマでもあるやました氏の講義が、
エッセンスとはいえ聴くことができたのはよかったです。

4時間目は心理学について。
心理学の歴史に始まり、種々の心理療法等について、
駆け足ですが解説してもらいました。

ウイルヘルム・ヴェント・・・心理学の祖
フロイト・・・精神分析
ジョン・ワトソン・・・行動療法
カール・ロジャーズ・・・クライアント中心療法
うーん、フロイトはわかりますが、あとの人は知らなかった。

治療法のいろいろ
精神分析療法系、人間性心理学系、催眠療法系
交流分析、ソリューション・フォーカスト・アプローチ
NLP、エンカウンターグループ、家族療法、ゲシュタルト療法
などなど。

5時間目は実用心理学。
意思決定にがどのように行われているのか
比較というのはどのように行われているのか
こうしたことをビデオを交えて教えていただきました。

意思決定は自分で行っている様な気になってるけど、
実は多くの場合無意識が決定を下しているのだと。
だから、ふだんから感度を磨いておかないといけないと。

プロセス指向心理学
これは初めて聞きました。
人間の背後には「ドリーミング」と呼ばれる広大な無意識体が存在
その無意識体が身体に病気を引き起こす。
この考え方はちょっと面白いなと思いました。

6時間目は実用心理学2。
ここでは、言葉の重要性を学びました。

脳は1日5万回の言葉で思考しているのだそうです。
だから、言葉からその人の思考回路が透けて見えるのだと。

たとえば、「だって」という言葉をよく発する人というのは、
不可抗力や無力感を感じていて、
自分でコントロールできないことに対して言い訳をしているのだとか。
同じ様に「せっかく」という言葉を頻用する人は承認欲求を有している
などなど。

だから普段何気なく使っている言葉には十分注意する必要がある。
逆に言葉を意識することで自分をしっかりコントロールできるのだとも。

言葉は「個」と「場」なんだって!
つまり自分と周囲をつなぐツールなわけです。
なるほどなあ~!

そして、五行説に基づいた感情の作用について。
ここは、僕も漢方で多少知識としては持っていましたが、
あまり具体的に考えたことがありませんでした。

明日に続く