ラーメンと私

もう、ついでだから他の麺類についても書いてみることにします。

今回はラーメン。
ラーメンの思い出といえば、まずは高校生の頃。
お腹が空いたと言えば、母親がラーメンを作ってくれました。
もちろん、インスタントラーメン。
それも具なし!
それでも、昔は美味しいと言って食べていましたね。

少し時を下ると、大学の下宿時代。
金沢時代、高知時代の前半は、賄い付きの下宿に住んでいたので、
あまりインスタントラーメンを食べる機会は少なかったですが、
それでもお腹が空くと、今度は自分で作っていました。
そこでもやっぱり、具なしのラーメンでした。

結婚してからは、たまに嫁さんがラーメン作ってくれます。
そこには、野菜やらチャーシューやら、たまごやらたくさん添えられています。
「ああ、結婚してよかった!」
まあ、そんなことをラーメン食べながら感じたとしても、
嫁さんには言いませんけど。

お店屋さんのラーメン。
あそこがいい!ここがいい!とか、よく聞きますが、
自分では、どこで食べてもそこそこ美味しく感じられるので、
自分の舌はあんまりあてにならないと思います。

そういえば、昔、まだ結婚する前、研修医の頃でした。
家に帰ってくるのが遅いものですから、
近所で遅くまで開いているラーメン屋さんに結構通ってました。
”自分の舌はあてにならない”とは書きましたが、
そこのラーメンはこってり豚骨系で僕の好みでした。

当時はまだ、少年漫画雑誌(サンデーだったか、マガジンだったか)を
よく読んでいましたので、週刊で新しいものが読めることもあり、
水曜日になるとそのラーメン屋さんに行ったものでした。

ただ、ある日ふと気がつきました。
木曜日になると決まってお腹を壊すのです。
どうも、こってり系のラーメンが僕の胃腸には、ちと重かった様でした。
まあ、それがわかってからも、回数は減りましたが、
結婚するまでは結構通っていました。

こってり系のラーメンが好きかというとそうとも言い切れないんです。
やはり研修医の頃、ある日、大学と家の中間くらいの所に
志那そばやがあるのに気づきました。

入ってみると、店内は演歌が流れていて、大将はちょっと怖そう。
でも、そばは醤油味のあっさりしたもので、
おまけに、そこで食べられる笹かまぼこが美味しくて
時々行くようになりました。
食べているうちに、何か自分も演歌調になってきて、
なんとなく東北の田舎町でラーメンをすすっている様な気がしてきて、
大将、お銚子1本!って頼みたくなるお店でした。

実際には、車でしか行けないところだったので、
そのお店で、やはり東北のどぶろくみたいなお酒を買って帰っては、
家で一人飲んでいたのを思い出しました。

研修医時代によく行った、この2つのお店。
結婚してからはほとんど行くこともなくなりました。
そして、今では両方ともありません。
やはり時の流れを感じまてしまいます。

さて、「麺類と私」ですが、まだまだ、
ソーメンと私、
スパゲッティと私、
ひやむぎと私、
等々、いくつでも書けそうなんですが、
ちょっとくどくなってしまったので、今回はこの辺にしとこうと思います。
まあ、ブログネタに困ったら、
すぐにでもエントリーをあげちゃうかもしれませんけどね。