鳥笛

2016年4月1日の日経新聞夕刊の1面、
詩人、佐々木幹朗さんのコラム「鳥笛」が面白かった。
2016.4.1 Toribue
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「鳥笛」というのが、
鳥の鳴き声をまねてならす笛であることは容易に想像できましたが、
実際に鳴らすと、本当に鳥が寄ってくるとは知りませんでした。

インターネットで検索してみると、
普通にいろいろ売っていて、
あるいは、手作りで色々作ったりして楽しまれている方も
たくさんいらっしゃるのにはびっくりしました。

聴覚がらみで、「鳥の声をもっと聞きましょう」と言いながら、
何にも知らずにいましたね。

ま、それはそれとして、
このコラムの作者、佐々木さんの言葉が面白い。

「小鳥の声をまず耳で聞いて、その声と会話するように笛を吹くこと」
「自分だけが声を発するのではなく、他の声を聞くこと。
そしてコミニュケートすること。」
「他の声を聞くことは、自らを磨くことい通じているのだろう。」

今まで、「鳥のさえずりに耳をすませましょう!」
とは言ってきましたが、
「鳥とコミニュケーションしましょう!」
とは、さすがに考えていませんでした。
そんなことができるんでしょうか?

俄然興味がわいてきました。
ネットでみていると自作もありみたいなんですが、
まあ時間に余裕があれば、
それはそれで、また新しい楽しみの発見になるかもしれませんが、
まずは、鳥とコミュニケートしてみたいものです。

とりあえず、鳥笛なるものを取り寄せてみて、
鳴らしてみようかと、今考え中です。
うまく行ったら、また報告させていただきます。

それにしても、鳥を相手にしても、
自分が一方的に話をするのではなく、
相手の声をしっかり聞くことが必要だとは・・・
人生奥が深いですな。