僕が医師になるまで7

医学部での大学生活が始まりました。
と言っても、最初は強要家庭です・・・おっと変換が・・・教養課程です。

最近の医学部の場合、教養課程のうちから、
医療へのモチベーションをもってもらおうと、
医療に関連のあるプログラムを用意してあるとも聞いていますが、
当時は2年生の後期に解剖学が始まるまでは、
医学に直接関係する講座は少なく、
それほど一般の大学と変わりはありませんでした。

英語は小森のおばちゃま風の先生。
内容も「誰がために鐘が鳴る」などを読みました。
内容はすっかり忘れちゃいましたが。

哲学は、金沢と打って変わって、ギリシャ時代。
最初、先生が黒板にいきなりギリシャ文字です。
これも、内容は忘れてしまいました。

少し、印象に残っているのは、篠原教授の文学でした。
篠原先生は、森鴎外を専門にされていて、
それが実に詳しい。
僕は、それこそ、『舞姫』と『ヰタ・セクスアリス』くらいしか
読んだことがありませんでしたので、
毎回、わら半紙に小さな作品を載せたものを配っていただき、
解説していただきました。

もう一つ、印象に残っている授業は物理。
情報センターの主任の先生が講義をされたのですが、
特殊相対性理論について、
一から数式を用いて、E=mc^2を導き出すのを教えていただきました。
まあ、試験では数式丸覚えでしたが、
知的好奇心を満たしてくれる授業でした。

また、知的好奇心という意味では、
一番勉強したかったのは、遺伝子と分子生物学でしたから、
当然、生物学の講義は頑張って聴きました。
確か『ワトソン遺伝子の分子生物学』は頑張って読んだはず・・・
家に本が残っているか探したけれどありませんでした、残念。

ただ、熱しやすくて冷めやすいのが僕の性格。
ある程度知的好奇心が満たされると、
次のところに行きたくたるんですね。
本当は何もわかっちゃいないのですけど。
ちょっと分かった気になってしまうんですね。
僕の悪いところです。

まあ、そんなわけで、
自分の興味はだんだんと次のターゲットを探して行くのですが、
それはまたそのうちにお話しましょう。
(というか、自分でもかなり忘れているので思い出しているところ)