二日酔いと漢方

土曜日は久しぶりに京都に出て、ビールは飲むわ、ワインは飲むわ、
帰ってきて近所のバーで、さらにカクテルを・・・。

そんなもんで、今日は二日酔いです。

そこで、今日のブログネタは「二日酔いと漢方」にしました。
まあ、インターネットで検索すればすぐに出てくるのですけどね。
すべての人に有効というわけではありませんがご参考までに。

<黄連解毒湯(おうれんげどくとう)>
翌日、胃がムカムカし、頭痛があり、
冷たいものが欲しくなるタイプの人に向いています。
宴会の前に飲んでおくというのも良いそうです。
ただ、お酒が美味しく感じられないかも、
というのもどこかで読んだことがあります。
僕は前に試した限りでは、別に不味く感じたりはしませんでした。
でも、普段はそこまでしていません。
飲み過ぎたな、と思った時だけ飲んでいます。
できれば、お湯で溶いて、冷ましたものを飲むのが効果的です。

<五苓散(ごれいさん)>
翌日下痢をしたり、頭痛がして、むくんだりするタイプの人に向いています。
口が渇くというのも一つの目安です。
これもあらかじめ飲んでおくと予防になると言われていますが、
どちらも、漢方を飲んでその分たくさん飲むというのは
本末転倒ですのでお気をつけ下さい。

この黄連解毒湯と五苓散の両方を飲むのも効果的です。
市販薬で大正漢方胃腸薬などはこれですね。

僕は試したことがありませんが、じんましんが出る場合は茵陳蒿(いんちんこう)
という生薬が加わった「茵陳五苓散」というものがより良い様です。

<茯苓飲(ぶくりょういん)>
これは、もう吐きそう!とか、すでに吐いてしまった時にはこれです。
一気に飲むと、また吐いてしまって意味がなくなるかもしれませんので、
スプーンなどで一匙ずつゆっくりと飲むのがコツです。

ま、いずれにしても飲みすぎはいけません。
ちょっと反省、の日曜日でした。