2020読んだ本(後期) 

今年もあと2日になりました。
今年はいろいろあってあまり本が読めませんでした。
まあ、そのかわり医学論文は例年よりたくさん読めましたけど。

とりあえず、今年後半戦、読んだ本をあげておきます。
いつものごとく、☆数はあくまで僕個人の面白かった度です。

<7月>
18)『問診のすすめ』金子朝彦・邱 紅梅,東洋学術出版社 ☆4
中医学的な言葉に関してはちょっと難しいのですが、
総論についてはもう一度読み返してみようと思います。

<8月>
19)『ひとりで生きていく』ヒロシ, 廣済堂出版 ☆5
現在、ソロキャンプで脚光を浴びているヒロシさん。
”迷宮グルメ異郷の駅前食堂”もいい味出してます。
20)『夫が知らない家事リスト』 野々村友子,双葉社 ☆4
嫁さんも激しく同意。グウの音も出ません。
21)『腸を治す食事術』 江田証,新星出版社  ☆4
脳腸相関に興味を持って以降、
患者さんにも腸内細菌大事やで!と時々言ってますが、
この本の帯には、
「食物繊維、納豆、りんご、ヨーグルトを食べる」腸活は、
おなかの不調な人には逆効果。」と書いてます。
考え方を少し軌道修正する必要があるようです。

<9月>
電子カルテ変更によるドタバタで、全く読まなかった様です。

<10月>
22)『寝転んで読む傷寒論・温熱論』入江祥史,中外医学社 ☆3
寝転んで読むには難しい。そのまま寝てしまいます。
23)『脳を休める技術』奥村歩,カンゼン ☆5
紹介済み。

<11月>
24)『神田橋條治の精神科診察室』神田橋條治・白柳直子,IAP出版 ☆5
神田橋先生、すごい人ですね。神業。
25)『別冊医学のあゆみ 腸内細菌と臨床医学』安藤 朗 編,医歯薬出版 ☆5
本ではないのですが、ほぼ目を通したので読んだ本の中に
入れておくことにしました。
26)『実験医学 2020年11月 Vol.38 No.18 腸内細菌叢生態学』福田真嗣 編,羊土 ☆5
腸内細菌を理解するのにももちろん良かったのですが、
「生体ナノ量子センサー」の話が面白かった。
次世代のテクノロジーとして期待します。

<12月>
27)『原因不明のめまいはもうこわくない』 北原 糺,金原出版 ☆5
本の内容も素晴らしいのですが、
プロローグに北原先生の子どもの頃の話がでてきたり、
最後に愛犬の写真が載ってたりするところが、
先生のお人柄を感じます。
28)『心の不調が消える 聞くだけ音トレ!』 小松正史,フォレスト出版 ☆5
これは面白いです。関連本を取り寄せて読んでいます。

というわけで、
今年はいつもの年の半分以下でした。
特に小説系は後期ゼロ。
来年はもう少し余裕を持って暮らしたいなと思います。

とういうわけで、今年はこれが最後の投稿となります。
皆様よいお年をお迎えください。