本:日本人に知ってほしいイスラムのこと

イスラムと聞くとどうしても
「テロ」を想起してしまいがちなのですが、
それは間違っています。

また、何となく戦争ばっかりやっているようなイメージがあったり、
「目には目を、歯には歯を」というハムラビ法典から、
やられたらやり返せ!という過激な宗教というイメージがあります。
(実際にはそういう意味ではないそうですね)

でも、それはかなり歪曲したイメージ。
一般の人々は平和を願うふつうの人です。

そのあたりのことを含め、
イスラム文化について非常に優しく書かれた本がこれ。

『日本人に知ってほしいイスラムのこと』 フィフィ,祥伝社新書
WS000010

僕は最近あまりテレビを見ないので、
筆者のこともあまりよく知らないのですが、
さんまさんの番組に彼女が出ていたのは知っています。

イスラム教徒の人口は20億人を超え、
2020年には世界の25%を占めると予測され、
4人に1人はイスラム教徒になる計算なんだそうです。

そうしたイスラム教を信仰する人々のことを
僕たちはあまりよく知りません。

イスラムというと、中東アラブ諸国と思いますが、
実はインドネシアやマレーシアもイスラム教を信仰する
人々が多い国ですが、案外知らない人も多いと思います。

これからイスラム圏の方が訪日される機会も多くなると思います。
何でもかんでも迎合する必要はありませんが、
気持ちよくおもてなしをするには、
ある程度の文化に対する知識をもっておくのもいいかもれません。