袋井 風鈴まつり2 そうだ、袋井に行こう! 

昨日からの続きです。

前日、僕と嫁さんは連休という開放感もあって、
久しぶりに夕食を外に食べに行きました。

今回の連休、大雨やらその後の猛暑やらに気をとられていて、
特に予定を入れていませんでした。
明日あさってのご予定は?

嫁さんは暑いので、家で雑用をやっつけようと言います。
確かに雑用は溜まりに溜まっています。

「そ、そうだね・・・」
相づちを打ちながらも、
「そういえば・・・」
お酒を飲みつつ独り言の様につぶやきます。
「袋井で”風鈴まつり”やってるって言ってたよなぁ・・・」
杯を重ねながら、また言います。
「明日を逃すと今シーズンは、ちょっと無理かなぁ・・・」

「じゃあ、明日行く?」
「でもなぁ、畑もしなくちゃいけないしな。
昨日植えたモロヘイヤに水をやらなきゃいけないでしょ。」
といいながら、お酒をもう一杯。

「どっちなの?行きたいの?行きたくないの?」
「そりゃ、行きたいけど・・・」
なんて言っているうちに、酔いがまわってきました。

その後、家に帰ってからのことはあまり覚えてません。
そういえば、嫁さんが、
「充電はできてる?」と聞いてきたので、
「大丈夫!」と答えた様にも思います。

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翌日は、珍しく5時前に目がさめました。
もう一眠りするか・・・
そう思いかけたとき、
嫁さんが起きて何やらしている気配がします。

僕は布団から起き出して聞きました。
「ん?畑に水やりに行くの?」

嫁さんは、あきれた顔をして言いました。
「何を寝ぼけてるの!
昨日、静岡に行こう!ということになったじゃない。
5時55分の電車に乗ったら、袋井に8時15分に着くって、
昨日あれだけ言ってたのに!」

ありゃ?そうだったっけ?
僕はあやふやな記憶をたどりよせながら、
慌てて、出かける準備を始めました。

携帯、財布、カギ、小さいカメラ、大きいカメラ、
ボイスレコーダー、充電機器、カード類、
暑さ対策として体拭きシート、扇子、着替えのTシャツ、
逆に、寒さ対策のカーディガン、等々・・・

ま、それでも何とか出発の準備ができ、
5時55分の電車に乗ることができたのでした。