とりあえず、こういう時はライフラインを使います。
嫁さんに電話です。
嫁さんが言うには、
ダメなのは捨てて、食べられそうなのは汁を切って、
ラップにくるんで、
冷蔵庫に入れておいてとのこと。
夜も更けてきました。
ボヤボヤしていると家中甘酸っぱい匂いが満しそうです。
僕は一番上に乗っていた、
かなり大丈夫そうなパックはそのまま冷蔵庫に放り込み、
残りの始末にかかりました。
恐る恐る崩れかけたイチジクを手に持って、
洗って、試しに口に入れてみました。
まあ、想像通りの味ではありますが、予想よりは悪くない。
・・・そんな風に書くと、
イチジク大好きな人から批判を浴びそうですが、
まあそんなもんです。
でも、まあ、思ってたよりはいけるかも。
そう思ったら、捨てるのは惜しくなりました。
とりあえず、よっぽどひどいもの以外は分別し、
残ったイチジク3パックのうち、
半パックくらいはその場で食べました。
それでも、2パック半は残っています。
洗ったあと、水切りをしている間、しばし休憩。
パソコンに向かいネットを始めた時、
ふと思いつきました。
そうだ、ジャムにしちゃえ！
言うのは簡単ですが、果たして出来るかな？
僕は全くの素人。
とりあえず、ネットで検索！
ありました！いくつものサイトに出ています。
ジャムを作ったことがある人なら
何でもないことかもしれませんが、そんな僕でも、
読んでみるとそんなに難しそうではありません。
要は砂糖と一緒に煮詰めたらいいらしい。
ただ、たいがいのレシピには最後にレモン汁をいれるとあります。
うちの家にレモン汁ってあったっけ？
冷蔵庫を開けてちょっと探してみましたが、わかりません。
仕方がないので嫁さんに再度電話です。
僕がジャムを作ってみると言ったら、
嫁さんも、私もそれが一番いいと思ってたって。
レモン汁は切らしているとのことでしたが、
お酢をちょっと入れたらいいと思うよとのこと。
それを聞いて決心がつきました。
（何て大袈裟な！）
イチジクのジャムを作ってみることにしました。
日付も変わっているというのに、よくやるよ。
自分でもあきれていましたが、
乗りかかった船です。
（明日に続く）