2017.8.5-6 in 高知1 土讃線と同窓会

ちょっと時間がたってしまいましたが、
8月5-6日と高知に行った話です。

高知医科大学(現高知大学医学部)の同窓会がありました。
今回は卒業後30周年というので、
高知在住の同級生が幹事となり声をかけてくれたのでした。

台風が近づいてきてたので、
行けるかどうかヒヤヒヤだったのですが、
幸いノロノロとした台風だったので、
間一髪、大丈夫でした。

土曜日でしたので仕事を終えて13時半頃に出発。
高知駅に19時少し前に到着。
5時間半弱ですが、これでも近くなりました。
特に岡山-高知が乗り換えなしで行けるのは助かります。
ただ、連絡船に乗らなくなって、
あの船上での讃岐うどんが食べられないのは残念ですが。

それにしても、土讃線は岡山から高知に向かう場合、
進行方向右側の席に乗る方がいいですね。
大歩危小歩危付近での山間部の渓流の風景が楽しめます。

僕は土讃線に乗るといつもカメラで車窓の写真を撮ります。
まあ、ほとんどはしょうもない写真ばかりなのですが。
さらに今回は左側の席だったので、
あまりいい写真が撮れませんでした。

まあ、そういいながらかろうじて撮れた写真がこれ。
WS000011
電車の中か撮ったにしてはまずまず綺麗に撮れました。

それにしても、土讃線に乗るといつも考えます。
それは35年以上前、
初めて大学入試に高知に行くために
土讃線に乗った時に感じた事でもあります。

山中結構不便なところで、
山腹の結構高い所に家が建っています。
ちょうどこんな感じです。
WS000012
これは阿波池田付近だったかな。
この写真はまだ街から近い方です。
もっと山奥で暮らされている方々もいらっしゃいます。

こんな所で・・・
「こんな」というのは住んでいる方に失礼な物言いですが、
やっぱり、「こんな」と言ってしまいそうな山の中で
暮らすというのはどんなものなんだろうと。

ちょっとした都会に行くのにも車で何時間もかかります。
もちろん自然豊かで、
季節に応じた豊かな暮らしができるのは素晴らしい。
だけど、日々の暮らしがずーっとそうだったら、
「豊かな暮らしだ」とずーっと感じて生きていけるだろうか。

先祖代々の土地だろうし、
生まれ育った場所なので愛着はあるでしょう。
でも不便なこともたくさんあるはず。
それでも、都会の大人数の中でのストレスよりはいいかな。
でも、村は村でそれなりの人間関係もあるだろうし。

自然は心豊かにしてくれるけど、
天候次第で一転して脅威になることもあるだろうな。

色んなことを考えているうちに高知に到着です。

さて、同窓会ですが、
僕達の同期の学生は100人弱(だったと思う)。
連絡のつかなくなっている人も多数いて、
さらに都合がつかない人もいたのでですが、
それでも30人程度集まることができました。

時々会っている人もいましたが、
多くは30年ぶり。
一見、誰だかわからない人も中にはいましたが、
逆にほとんど変わらねーなー!という人も。

ただ、見かけは変わっても変わらなくても、
中身はほとんど変わらないんですね。

これが小学生とか中学生くらいまでだと、
すごく変わっている人がいるんでしょうけど、
大学の同級生というのは、
大学に来る頃には、性格とか身振り手振りとか、
まあ、考え方なんかでも、
ほとんどできあがってるのでしょうね。
大学卒業後、すごく変わったねという人は
あまりいません。

まあ、それでも、
みんなそれぞれ同じだけ歳をとっています。

その歳をとった分だけ時間を持ち寄って
ギャップを埋めていく作業が楽しい。

二次会、三次会まではしご。
高知の夜は更けていきました。