ギブスと松葉杖生活

先週の水曜日(4月5日)、
整形外科を受診し、診察をしていただいたところ、
アキレス腱断裂であったことは書きました。

ああ、やっぱりな。
自分の見立てが正しかったのをそこで誇ってもしょうがありません。
あとは整形外科の先生にお任せ。
手術だけはご勘弁を!と思っていましたが、
幸いそれは免れ、まずはギブス固定ということになりました。

まあ、しかし、それからが大変でした。
(って、ギブス経験者なら別に普通のことなのかもしれませんが)

まずは、足を氷水につけて冷やす。
これが結構つらい。
くー!血圧上がりそう!

写真を撮って嫁さんに送ったら、
”帰りに内科にも行ってきますか?”
と来たもんだ。

それにしても、
怪我をした時の応急処置はRICEというそうなんですが、
すなわち、

R:Rest(安静)
I:Icing(冷却)
C:Compression(圧迫)
E:Elevation(挙上)

なんですが、ここまで冷やすのかとビックリ。
僕は保冷剤をタオルに巻いて患部に当てていました。

その後、なんとかギブスを巻いてもらって、
松葉杖の使い方を指導され、
嫁さんに迎えに来てもらって家まで帰りました。

小さな頃、松葉杖ついてる人見たら、
何となく憧れみたいな気持ちがありませんでしたか?
実際に受傷された人からしたら、
本当はすごく無責任な不届きな感覚なんですけど。
まあそれは、子どもの好奇心と残酷性のなせるところ。

そして、実際に自分が松葉杖をつくはめになってみたら、
この松葉杖に対する子ども心がわき出してきて、
最初のうちは、何かとハイテンションになっていました。

でも、家に帰ってきて、一息ついてみると、
今度はギブスの方が気になり出しました。
(しばらくこれを着けておかなければいけないのか・・・)
(痒くなったらどうしよう・・・)
(果たして我慢できるんだろうか・・・)
最初のハイテンションから、今度は真っ逆さま。
不安が一気に噴出してきます。

動物実験でストレスモデルの一つとして、
拘束ラットと言うのがあります。
自由に動けなくして反応を見るものです。

僕も自分のギブスを目の前にしたら、
だんだんとこのラットの様な気分になってきました。
まあ!何てオーバーな!と言われそうだけど。

そんなもんで、さすがにその日の晩は、
胃潰瘍の薬と軽い安定剤を飲みました。
やれやれ、やわですな。