センチメンタル・ジャーニー2

峰山町(現在は京丹後市)の丹後中央病院に僕が赴任したのは、
1991年の夏から約2年間でした。

その年、2月にお見合いで今の嫁さんと出会い、
4月に結納。結婚式は11月に決まった頃、丹後へ赴任の辞令でした。
当時の教授の
”新婚時代を地方ですごすのも良かろう”
という配慮の人事だったのだと思います。

丹後の生活は、
初めての大学病院以外での慣れない勤務の上に、
結婚準備のためにバタバタ。
さらに、結婚式をすませたら済ませたで、今度は教授から、
ドイツで開催される国際学会で演題を出しなさいと言われて、
苦手な英語に悪戦苦闘しながらの毎日でした。
・・・まあ、この国際学会に出席せよというのは、
ドイツを旅行してきなさいという、教授の暖かい思し召しだったのですが、、
それがわかるのはもっと後になってからでした。

そして、国際学会が済んだら、今度は学位取得の準備です。
実験データや、論文の草稿を持って2週間に1度、
丹後から滋賀医大まで往復したものでした。

まあ、そんなこんなで、2年間はあっという間に過ぎ去っていきました。
だからといって、峰山の記憶がないかと言えばむしろ逆で、
なんと言っても新婚生活をはじめた地でもあり、
印象深い所となりました。

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現在の丹後中央病院。
建物は建て替えれてきれいな大きな病院になっていました。
ここで、昔赴任していたころに撮った写真をさがしてみました。
1枚、かろうじてありました。
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昔の丹後中央病院には、玄関先に大きなイチョウの木がありました。
ちょうど、僕たちが結婚式を済ませて、
新婚旅行から一緒に帰ってきた時、
黄色く色づいたイチョウの木が迎えてくれたのを覚えています。

あー、イチョウの木はなくなっちゃったんだね。
ちょっと残念。

気をとりなおして、嫁さんと峰山の街を歩いてみました。

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病院の官舎は今でも残っていました。
ここに2年間住んでいました。
今は誰も住んでいないようです。

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ミヤゴシ写真館。
この頃から写真を撮るのを趣味としていますが、
昔はデジカメではないので、
よくここでフイルムを現像にだしていました。

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こちらは、御旅市場。
昔は嫁さんがここでカニを安くで買ってきてくれて
よく家で食べたものでした。
残念ながら今はほとんど何もありません。

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日本海の魚介類を美味しく料理して出してくれるお店でした。
代がわりをされているかもしれませんが、
今も続いているようでちょっと嬉しくなりました。
お店が開いていれば寄ってみたいところでしたが。

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こちらは、主に結婚するまでの間、晩飯を食べによく行ったお店。
すっかり忘れていましたが、前を通った瞬間に思い出しました。

懐かしいなぁ~、
とつぶやきながら病院の周りを一回りして戻ってきました。
やっぱりイチョウの木はなくなっちゃったんだね。
そう言いながら、病院の玄関をくぐりました。

「いちょう」は別の形で残っていました。
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