オリンピックテレビ観戦

ここのところオリンピックの放送を楽しみに見ています。

全般的に感じるのは
昔に比べてメンタルが強くなったなぁ、ということ。

僕らは好き勝手に「日本がんばれ」って
その選手に期待をのせちゃいます。
選手からしたら応援してくれるのはありがたいけど
肩に何か重いものまで背負わされている様に
感じるのではないでしょうかね。
本当はオリンピックに出るというだけで
すごいことなんですけどね。

最近の選手は、
「試合を楽しもうと思う」とか、
「○○さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」とか、
言う人が増えました。
これはいいことですね。

特にこの「○○さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」というフレーズ、
ネットを見てみると「上から目線でけしからん」と
言われる方もいらっしゃるようですが、
僕は結構気に入ってます。

「日本のために頑張る」だと、結構重いけど、
身近な人を想定してその人のために頑張るというのは、
適度な緊張感でいいんじゃないかと思います。

と、偉そうなこと言ってますが、
実は一番メンタル弱かったのは本当は自分でした。

昔、弱いなりに卓球やっていたことは以前書きました。
カットマンが大の苦手で、試合の最初にボールを軽く打ち合うのですが、
その時、相手がカットを始めたら、
僕の場合もうそれだけでいけません。
試合が始まる前からボールを打つ右腕が痺れた様に思えてきて、
そのうちフォアハンドはグラグラで
まともに打てなくなってしまうことがよくありました。

その他、試合で終盤自分がリードしていたにもかかわらず、
追いつかれて逆転されるケースは幾度となくありました。
逆に自分が追いついて逆転したことなんて
ほとんどなかった様に思います。

まあ、僕のことは置いといて。

女子卓球団体で、銅メダルが決まったとき、
福原選手がすごく泣いていましたね。
個人戦は4位まで行ってよかったんですけど
(それも本当はすごく悔しかったでしょうが)
団体戦では中々チームの勝利に貢献できずにいて、
キャプテンでもあったし、すごく苦しかったことと思います。

団体戦で貢献できないというのは、ホントつらいことです。
それだけに、銅メダルが決まった時にはほっとして、
思わず泣けてきたのはよくわかります。
こちらまで、ちょっとウルウルしてしまいました。