本:歩き方を変えるだけでしつこい肩こりが消える本

今年は今のところ、まずまずいいペースで本が読めています。
今年第2弾がこれ。

『1日10分 歩き変えるだけでしつこい肩こりが消える本』
宮腰 圭著、サンマーク出版

日本人は肩こりを訴える人が多いといいます。肩こり消える
外国には「肩こり」という言葉自体がないので、
肩こりというものを知らない
外国人もたくさんいるとのことです。
そのことを差し引いても、
日本人には肩がこった人が多いように思う。

著者はカイロプラクティックを本業とするので、
そこから肩こりを考察し、
一つの結論を導き出しました。

それは、肩こりの原因(?)は手首にあったと。
肩こりしやすい人は手首が回内しており、
直立した時に手の甲が前向きになりやすいと。

手の甲が前向きになると肩が前に捲れこむ形になり、
肩の筋肉が伸展する。
そうすると血管が伸びて血流が悪くなり肩が凝るのだと。

僕は肩こりというのは筋肉が縮こまって血流が悪くなると
思っていましたので、こういう考え方もあるのかと驚きでした。

だから、肩こり解消には、手首を回外させて歩くといいのだそうです。
回外なんて難しい言い方をしましたが、
要は親指を外側向けて歩くのです。
筆者はこの歩き方を『こりとりウォーク』と名付けています。

このウォーキングのもう一つの利点は、猫背も解消されること。

確かに手首を外側に回していると、
肩が前に捲れこみにくいので背筋が伸びます。

僕は猫背です。
自分では学生時代に卓球をしていたからだとか、
耳鼻科医は小さな穴を覗くことが多いので、
自然と猫背になりやすいのだとうそぶいています。

しかし、卓球していても姿勢のいい人は多いし、
耳鼻科の先生でも姿勢のいい人はたくさんいます。
だから、猫背なのは、
単に自分の身体の単なる形状記憶がそうなっているからなんでしょう。
だらっとしたその恰好が心地よいのでしょうな。
あんまり褒められたものではありませんね。

このウォーキングをしてみますと、
確かに猫背になりにくい気がします。
肩こりにどれくらい効くのは未知数ですが、
少なくとも猫背矯正にはいいかも!

ちょっとしばらく、
歩く時にはこのウォーキングをしてみたいと思います。
もし、僕の背筋が伸びていたら褒めてやってください。
逆に、相変わらず猫背のままだったら、
「最近、こりとりウォークやってますか?」と聞いてください。

うちの嫁さんは猫背ではありませんが、結構な肩こりもちです。
もし、肩こりにもいい様だったら彼女にも教えてやろうっと。