本:なぜ、あの人のがんは消えたのか?3

がんに打ち勝つ身体を作るには過去の生活習慣を変えなければいけません。
その中でも筆者が最も重視しているのは前述したように食事でした。
そして、その基本は、植物性食品をまるごと食べる(ホールフード)だと言います。
そしてクリスは食生活を大胆に変化させました。

1.とにかく野菜や果物をジュースにする
ニンジン、ビーツ、セロリ、ショウガなどなど。
この時気をつけることは極力オーガニックなものを選ぶこと。

2.がんと闘う巨大なサラダ
葉物野菜、ブロッコリー、カリフラワー、紫キャベツ、タマネギ、
赤・黄・または緑のピーマン、アボカド、ヒマワリの種、
アーモンドもしくはクルミ、発芽ヒヨコ豆、発芽黒レンズ豆、発芽緑豆 などなど

3.抗がんフルーツスムージー
ブルーベリー、ラズベリー、バラックベリーなどベリー類、
イチゴ、チェリーなど

その理論的根拠として筆者は下記のようなものを上げています。

・ホールフードが抗がん効果があるのは体内のインスリン様成長因子1(1GF-1)を減少させるため

・飽和脂肪酸(常温で固まる脂、動物性、ラード、バター、クリーム、チーズなど)を多く含む食事は肺がん、大腸がん、胃がん、食道がんを増やす事が分かっている

・ヒトのがん細胞の多くは、メチオニンと呼ばれるアミノ酸に依存しており、メチオニンを多く含む食品は動物性食品
 ↑メチオニンは必須アミノ酸ですので、全く摂らないというのは栄養障害を引き起こす危険があると思います。ただ、豆類にも少量メチオニンは含まれていますので、それで十分ということなのでしょうか。

・動物性食品に多く含まれるヘム鉄は発がん促進作用がある
 ↑分子栄養学では非ヘム鉄よりヘム鉄の方が胃腸障害が少なく、摂りすぎる心配が少ないので安心、と習ったような気がするのですが。ただ、確かに慢性炎症(がんも含む)がある場合は、貧血だからといってむやみに鉄を投与してはいけないとも聞いたことがあります(もちろん、程度にもよるでしょうが)。

僕も何となく直感的には、こうした植物性食品を中心に、
丸ごと食べるという食生活は体いいいように思います。


以下は、クリスのがんと闘うルーチンの1日。

”朝起きたら、まずは水分補給をする。約570mlの精製水、もしくは一晩かけて常温で抽出したお茶、あるいはその両方を飲む。朝いちばんに摂るべきサプリメントもこのタイミングで飲む。起きてすぐコップ数杯の水を飲むと、脳が働きはじめるというメリットもある。”
”次は10~20分間の有酸素運動だ。ジョギング、サイクリング、リバウンディング(トランポリン運動)など、覚醒を促し、心拍数を上げて血液を循環させ、汗をかくために体を動かす。””有酸素運動は、体に抗がん作用をもたらすだけでなく、気分が爽快になるし、発汗により解毒作用も促進される。”
”運動を終えてさっとシャワーを浴びたら、数分間かけてその日一日へ向けての気持ちを整える。具体的には聖書の一節を読み、祈りや迷走の時間を持ち、日記を書き、ToDoリストを作ったり、見返したりする。”
”次にその日に必要なジュース約1.8kgを作る。”
”昼食と夕食は毎日「がんと戦う巨大サラダ」だ。おやつの時間にナッツやフルーツをつまむ日もあった。”
”また運動量を増やし、リンパ系を刺激するため、昼食と優勝の直前によく妻と犬の散歩に出かけた。”
夕食後にと寝る前に残っているジュースを飲み干し、ときにはハーブティーを飲み、そして日没後数時間以内にはベッドに入るようにしていた。”

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仕事を持っていたら、なかなかこんな風には過ごせないなぁ・・・と思いましたが、
これくらい生活を変えないといけないのかもしれません。