『花粉症は1週間で治る』 溝口 徹 著,さくら舎

この本、実は2018年4月に
一度当ブログで紹介していたのですが、
すっかり忘れていました。
>本:花粉症は1週間で治る!1
実は、新しい本の紹介のつもりでブログを書いていて、
途中で気づきました。
(気づいてよかった~^_^;)
そんなものですから、先日図書館でこの本を見かけたとき、
「フン!1週間で花粉症が治ったら耳鼻科は要らへんわ!」
そう思いつつ、他の本に目を移そうとしました。
ところが、ふと著者の名前が目に入りました。
あらっ!溝口先生が書かれた本だったんだ!
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最近、風邪・上気道炎、急性扁桃炎など治りにくい人が
多くなったような気がしています。
それに対して、生活習慣、
中でも食生活が悪くなっているんじゃないか
そう思い始めて、栄養学に興味を持ち始めました。
いろいろとネットをさまよっているうちに、
いくつかのサイトにたどりつきました。
その一つが、
一般社団法人オーソモレキュラー分子栄養医研究所が主催する
オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座(ONP)
で、溝口先生はそこの先生でした。
(ONP講座事業は2025年4月からNPO法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会に移管)
このONP講座、おおむね半年かけて、
動画の講座と送られてくる資料で勉強していきます。
オーソモレキュラー栄養療法の概念に始まって、
三大栄養素(炭水化物/糖質、脂質、タンパク質/アミノ酸)や、
ミネラル、ビタミンについて学びます。
さらに血液検査データの読み方や、
疾患別アプローチ、栄養指導なども勉強していきます。
最後にWebで認定試験を受けます。
僕も何とか認定証をいただきました(^_^)。
このONP講座は医療系の国家資格保有者が対象ですが、
一般の方向けの講座もあります。
この講座を受けてみて、
栄養学について知らないことがたくさんありました。
血液検査の結果の見方一つでも、
目からウロコみたいなところがありました。
それについては、また別の機会にお話しできればと思います。
さて、このオーソモレキュラー栄養療法ですが、
この本の「はじめに」の章に説明が書いてあります。
”これは「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)」に基づく療法です。簡単に言えば、体を構成している一番小さな要素である「分子」が異常を起こすために、花粉症などの症状や病気が起こるととらえ、分子にたっぷりの栄養を与えて本来の機能を取り戻させることで自然治癒力を引き出し、体の異常を治すという栄養療法です。”(p.2)
人は食べたものでできています。
食べ物を適切に変えることによって、
アレルギーだけでなく他の体質改善も可能です。
”オーソモレキュラーは、
「体の中の分子を、食事やサプリメントを用いて最適な濃度に整えることで、体の機能を向上させ、病気や不調を治したり予防したりしていこう」という療法です。”(p.47)
もともとは、1960年代にカナダの精神科医で、
生化学者でもある、エイブラハム・ホッファー博士が治療を確立し、
ノーベル賞を2度受賞したライナス・ポーリング博士によって
世に広がったそうです。
ポーリング博士は、
”「意図的に食事を変えサプリメントも利用し、私たちの体の中の分子を最適な状態に作り変えることで、病気になったら自分で治せる、あるいは病気にならないようにする」ことができれば、「死」もまた理想的な状態で迎えられる。「それが達成できれば、平均寿命は120歳くらいまで延びるだろう」と仮説をたてていいます”(p.51一部改変)
この「最適な状態」を保つには、
普通に食べただけでは無理だ、というのがこの療法の前提なんだとのこと。
厚労省は、「日本人の食事摂取基準」として
1日に必要な栄養素の基準値を示していますが、
これは欠乏症を起こさないための最低限必要な数値であり、
決して健康を維持するのに十分な量とは言えないのだそうです。(p.52)
次回に続く
